「実はこんなに豊富!タイプ別タイピングASMR動画で脳からリフレッシュ」
会社などで人がパソコンのキーボードをタッチタイピングする音を聞いたとき、脳がくすぐられるような心地よい刺激を感じたり、ついウトウトと眠くなった経験はないでしょうか。
もしあなたの脳がゾクゾクしたり、心地よい刺激を感じたならば、それがタイピングのASMR現象です。
ここで一旦疲れた脳を一休みして、カタカタカタ…と心地よい音に耳を澄ませ、タイピングASMR動画でリラックスタイムを楽しみましょう。
ASMR動画でのタイピング音の特徴
タッチタイピングは職場などでは、「あの人、タイピング音がうるさくて集中できない!」など、他人のタイピング音が気なってしまうことはよくあることです。
これは、タッチ音が大きかったり、激しかったりすることが耳障りの原因です。
ASMR動画のタイピングは、リラックス効果を目的にした動画の作りがされており、このようなストレスを感じずに聞き取ることができます。
ただし、ASMR動画では、内容によって聞き取った時の感覚が視聴者により異なります。
ここでは、自分にあったタイピング・トリガーを探す目安となる音の特徴と、タイピングの動画から得られる脳への心地よさや、感じ方の違いを紹介していきます。
タイピング・トリガーの特徴は以下の3点です。
- キーボードのタイプ
- 録音環境
- タイピングの速度
タッチタイピングは、使うキーボードの種類や、タイピングの速さ、録音環境により聞こえ方に大きな差がでます。
キーボードのタイプによる音の違い
パソコンのキーボードには耐久性や指への負担を軽減することを目的に、様々なタイプのキーボードが使われています。
ここでは音の観点から違いをみてみましょう。
- メンブレン
一般的に安価なパソコンには付属しており、普段から会社や身の回りでよく耳にすることがある音です。
ノートパソコン以外のほとんどはメンブレン方式です。
キーを押した時にでる高音と、キーが戻る時にでる低音を一つとして、「カタカタカタ」という小気味よい音を聞くことができます。
- メカニカル
メンブレンより高価で、「カチャカチャ」という特徴のある音がします。
バネの反発力を利用しているため、キーの浮き沈みを感じる深みのある音を聞くことができます。
- パンタグラフ
ノートパソコンで主に使われるタイプです。
反発力が少ない分、ソフトなタッチ音を聞くことができます。
録音環境による音の違い
元々の音声レベルの違いもありますが、キーボードとマイクとの距離や位置によって大きく音のボリューム感が変わって聞こえます。
また、バイノーラルマイクで録音された動画では、キーボードを真ん中で二つに分けたような音響を再現しているタイピング動画もあります。
タイピングの速度による音の違い
タッチタイピングのスピードは、ASMR動画の投稿者のセンスや、意図により違いがあります。
タイピングの速度が速い場合、まるで無数の水滴が流れ落ちるような持続音が聞け、ゆっくりとしたタイピングでは、キーの高低音をしっかりと聞き取ることができます。
以上の3点から、一口にタイピングといっても、様々な音があることがわかります。
こういったタイプの違いによっても、心地よいと感じる音には個人差がありますので、実際に聞き比べて好みを探してみてください。
ここで聞くことができるのは、キーボードタイプの違いや、録音環境による効果の違いを聞き取れるタイピング動画です。
キーボードのタッチタイピング動画
ポピュラーなタイピング音
「ASMR keyboard typing」
username:「Asmrsurge」
Asmrsurgeさんの動画からは、メンブレンキーボードによるタイピング動画です。
シンプルで明るい音色が、気持ちよく脳に刺激を与えてくれます。
ソフトタイピング音
「ASMR Typing on a MacBook Air」
username:「MissMindBuzz」
MissMindBuzzさんの動画は、パンタグラフキーボードによるタイピング動画です。
タイピング速度が若干早めのタッチタイピングです。
部屋に響くタイピングの残響音が特徴的で、全体的にソフトな印象のタッチタイピングです。
固めの質感のタイピング音
「🍅 No Talking ASMR Keyboard Sound 1Hour :O」
username:「ポモ PPOMO ASMR」
ポモ PPOMO ASMRさんの動画は、パンタグラフキーボードによるタイピング動画で、音の距離が近いため、はっきりと聞き取ることができます。
パンタグラフのなかでも固めの質感のタイピング音を聞くことができます。
柔らかいタイピング音
「ASMR-Typing and Clicking, No talking」
username:「Tingle Bubba」
Tingle Bubbaさんの動画からは、パンタグラフキーボードによるタイピング動画で、キータッチ音が静かなため、ソフトな音が好みの人に最適です。
タイピングの他に、マウスのクリック音がアクセントになっています。
深みのあるタイピング音
「ASMR Sounds: Typing on a Mechanical Keyboard」
username:「theASMRnerd」
theASMRnerdさんの動画からは、メカニカルキーボードによるタイピング動画です。
タッチ音との距離感が近いため音が聞き取りやすく、キーの反発力のある温かみを感じるタイピング音を聞くことができます。
メカニカルキーボード特有の「カチャカチャ」とした音が気持ちよく響きます。
バイノーラルサウンドによるタイピング音
「(3D binaural sound) Asmr mechanical keyboard typing sounds」
username:「Deep Ocean of Sounds」
Deep Ocean of Soundsさんの動画からは、メカニカルキーボードを使用した、バイノーラルサウンドです。
音像がリアルで、バイノーラル録音ならではの臨場感のあるタイピング音が特徴的です。
typewriter(タイプライター)のタッチタイピング動画
ワープロ以前に使われていた文章作成機のタイプライターを使用した動画では、通常のタイピング動画とは一味違ったASMR現象を感じることができます。
タイプライターのタイピング音
「Electric typewriter, ASMR, no talking」
username:「ASMR by Matthew」
ASMR by Matthewさんの動画からは、電動タイプライターのタイピング音です。
ノスタルジックで独特な「タッタッタッ」とした音や、改行を促す「チーン!」というベルの音に耳を傾けていると心地よい気分に誘ってくれます。
「Sound Journeys 3: Typing a Letter with an Olivetti Underwood Lettera 32 Typewriter」
username:「Ephemeral Rift」
続けて、Ephemeral Riftさんのタイプライタータイピング動画は、より耳との距離感が近いくっきりしたタイピング音を聞くことができます。
文字の印字がクローズアップされていて、音と映像を楽しむことができます。
まとめ
ここではキーボードタイプや録音環境、キータッチの異なる複数のタイピングASMR動画を紹介してきました。
タッチタイピングは、実生活のなかでは普段から馴染みのある音ではありますが、ASMRを意識して作られた音には、脳に安らぎを与えるリラックス効果があることがお分かり頂けたと思います。
ここで紹介したタイピング音の違いを参考にして、是非自分好みのタイピングASMR動画をみつけてみてください。